自暴自棄２

前回に引き続いて書きます。

『２．同様の事件を防ぐための行動のありかた。』についてです。

事件後の再発防止策として、いくつかの対応策がとられたり、検討されたりしました。

A. 歩行者天国の警備強化
　応急の処置として当然のことだと思う。ただし、いつまでも続けることは現実的ではないし、秋葉原以外の歩行者天国を含めると、なおさら継続性が保てない防止策だと思う。

B. 歩行者天国の廃止
　防止策としては、最低の発想だと思う。起きてしまった事象にだけ視点が行ってしまうと、このような短絡的な発想に至ってしまう。「なぜ？」って、もっと考えようよ。

C. 刃物への規制強化
　アウトドア派の一部の人達には必需品かもしれないし、コレクターの方々が不自由するかもしれないが、今回の事件で殺傷力が強いとわかったので、規制を強めることによって、いくぶんかの防止にはつながると思う。Yahooのとった迅速な対応に拍手を送りたい。


この国には、いいようもない不安と絶望が蔓延している。
キラキラと目が輝いているのは幼稚園まで。小学生になると早くも目の輝きが失われていく。
途上国のロケ番組で、必ずと言っていいほどコメントされる「子供たちの目が輝いていた・・・」が、なにを語っているのだろうか？
物質的な満たし以外の、”なにか”が満たされていない日本の多くの子供たち。そして、青年たち、大人たち。

仮に”なにか”を心とするするのであれば、心を満たすものとはなんだろう？

捕獲された容疑者のうつろな目をみると、やるせない。

物騒だからという理由で子供たちを外で遊ばせなくなった。
少子化のせいもあるだろうけれど、街角で子供たちがキャッキャ笑いながら遊ぶ姿が少なくなってしまった。

家でテレビゲーム。そして塾通い。
サザエさん、ドラえもんで見られる安心できる街は無くなってしまったのかな。

子供たちのメンタルヘルス、コミュニケーション能力は大丈夫なのだろうか。
　

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